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2007年6月 3日 (日)

再検査の結果

☆6月2日(土)

10日ほど前の5月21日は、術後三年目の検査の結果が出た日でした。

胸のマンモグラフィーも肺などの検査も異常がなかったのですが、血液検査で、腫瘍マーカー二箇所がとても高い数値だったという異常がありました。

腫瘍マーカーというのは癌の進行とともに増加する生体因子のことで、主に血液中に遊離してくる因子を抗体を使用して検出するんだそうだ。

先生に伺うと、「腫瘍マーカーの数値が高くても、問題が見つからない(癌の再発が見つからない)人も稀にいるんだよ」とのこと。

『稀にかよ~』と心の中で叫んじゃいましたよ。(たまに、、、といったかな?早期発見の目安にするということのようですね。私の理解では・・・)。

そうそう、この日は混んでいてかなり時間が延びていたのだけど、主治医がなぜか急いで診察室に呼び入れてくださったので「?」と思ったのです。

そこで異常が見つかったことを説明されて、「5時になると閉まってしまうから、今すぐ検査の予約を取ってきて、、、」って。

『え”~』って思いました。

とにかく何かあったら早く対処をしなければ、という緊張感に私も一気に緊張しました。

この日は3つの検査の予約を取りました。

四日後25日に、それも一日で済むように事務の方がうまくスケジュールを組んでくださって、骨シンチという全身の骨の検査と、脳のMRI 、そして治療に入るときのことを考えて心臓の検査を・・・。

もし癌が再発していた場合、私はなんとか(難しくてよくわからない)いう薬がよく効く体質らしいのですが、その薬は心臓に負担がかかるので、心臓の検査をしておかないと使えないのだそうです。

予約を済ませ、ホッとしたのもつかの間、夕方5時を過ぎると会計も入り口エントランス前から、病院奥の「救急窓口」に移動になってしまうのですが、そこでかなり待つんですね。

夕方の日差しを浴びながら、「ああ、、、」と、かなり深刻な気持ちになりました。

娘ちゃんはまだまだ私が必要なのに、お母さん子なのに、これで何かあったらそれが一番辛いなぁと、病院の壁に映る自分の影をボーっと見つめておりました。

もう、それからの私は、、、。

よくわからない状態なので人に話すことは出来ないし、ましてや今入院となると迷惑をかける人が一杯いるのでうかつなことは口に出来ず、もし何かあったときのことも6~8割くらい考え手を回しながら(職場のシフトは私がいなくても大丈夫なように組んだし、リカレントの書類はとりあえず全部事務所に運びましたし、娘とはいつでも話ができるように携帯を買って持たせる、などなど)、強烈な不安をグッと胸に押し込めて、いつもと変わらぬ日常を送っていました。

もし骨や脳に転移していたら、いつまで生きられるのかという思いがずっと頭から離れませんでした。

夜寝られなくもなりました。。。

      *

5月25日の検査も悲しかったな、ちょっと。

検査は、大掛かりな機械に私の体が装着されて、時間をかけて記録をとっていくようなものばかりでした。

大きな機械に装着されている間は楽しいことを考えようと思っても考えようがなく、かなり気分が滅入りました。

でも病院の中を歩くときは、背筋をシャンと伸ばして、タッタ!と歩く。

それだけでも気分が違いますよ。

「病は気から」、ですから。

      *

Dscn8872 で、昨日。

再検査の結果がわかりました。

腫瘍マーカーの数値は依然高いままですが、骨への転移も脳への転移もなく、このまま様子を見ていきます、とのこと。

思わず泣いちゃった。。。

主治医が「ほらほら、泣くなよ~」と、困っていましたが、だってわたしゃ、ずっと気を張って頑張っていたのだよ~。

      *

昨日は11時半の予約が延びに延びて、やっと診察室の前に呼んでもらえたのが2時近く。

看護師さんからは真面目な表情で、「今日はお一人ですか?(家族と一緒ではないのですか)」と聞かれるし、診察室のすりガラスの向こうでは、先生が私のカルテをしばらく時間をかけてみている様子が伺えるしで、「異常があったから治療の組み立てを考えているんだ」と思い込んでしまった。

でもまさか自分が「稀にいるなんでもない人」の方に入れるとは思いませんでした。

だって三年前だって嘘であってほしい癌だったわけですから、今回も覚悟をしなければと、そればかり考えていたのですよ。

でもね、そのとき感じたのは絶望というよりも、どうしたら残った時間を有意義に過ごせるか。

理想のお葬式のこととか、子どもたちのこれからのこととか、子どもにお金を残したいから働けるだけ働こうとか、毎日忙しくてよかったとか、元気なうちにもっともっと旅行に行きたいとか、、、。

実は再検査が決まってから左の肋骨が痛い事(うずく感じ)が気になっていたのですが、もし、そこに何かあった場合は、最後ちゃんと息ができるのだろうか、痛くないようにしてもらえるのかとか、そんなことばかりが頭をよぎりました。

でもそういう思考回路にはまると不安が増すばかりだと思い、、時間が経つにつれ、「あえて何も考えないことにしよっ・・・。うだうだ考えるのは面倒だ!」と思いましたけど。

何か大変なことに遭遇したときは、目の前にやってきた課題のことだけを考える、ってのがコツなので。

でもホントもうダメだと思いました。

昨日は3時から常陽新聞さんの守谷取材同行が入っていたので、もし何かあっても仲間に会えるから一人で落ち込まないで済むヮ、と思っていました。

仲間ってホントありがたいです。

        *

そして今なにを思っているかというと・・・。

もうダメだと何度も思ったので、命を戴いた気がするんです。

大変大変なんて、文句ばっかり言ってたらダメだなぁって。

すべてが幸せ。

リカレントの事務所ももっともっと頑張れるし、仕事だってもっと頑張れそう、地域のコトだって私に出来ることなら一生懸命頑張るよ、ありがたいね!って気分!

子どもの世話、弁当作ることひとつとってもそれが出来ることがなんと嬉しく素晴らしいことか。

今日なんて遅刻しそうな娘を車で送ってあげちゃったもん。

そういう甘やかしは普段はしないけど、今日は弁当を作るのに朝、ご飯を炊き忘れてしまって準備が遅くなっちゃったのは私のせいだしね。      

娘を学校の近くで降ろして、バイバイと手をふる一瞬。

そんななんでもないことがすごく嬉しい、一日の始まりでした。

長々ととりとめのないことを書いてしまいましたが、ここまで読んでくださってどうもありがとうございました。

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