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2007年2月18日 (日)

先端科学技術研究センターの講義

☆2月18日(日)

昨日の振り返り。

Dscn7166 東大の講義はどうだったか。

基本的に島田先生のお話も昨日の阿川氏のお話しもひじょうにわかりやすい。

例えばオウムがなぜ大量殺人に手を染めてしまったかとか、大企業の危機管理の話であるとか、日本のなかでの大きな問題に関する情報が多く、どれもこれも大変興味深いテーマでもある。

なんとなく知っているつもりのことでも、フタを開けてみたら、「何だそうだったのか」ということばかり。

昨日の講義は慶應大学阿川尚之教授のお話だったが、テーマは「アメリカにおける独立調査委員会とその法的基盤」。

独立調査委員会のあり方や何をすべきかなど、お話は面白かった。

例えば企業である問題が起きる。

問題が起こってしまった当事者はなぜそれが起こったのかよくわからないことが多いそうだ。

問題が発覚して即、そこで企業がどう対応するかも、問題の一部に含まれてくる。起こってしまった問題にどのような対応を決めるかで、その後の状況が全く違ってきてしまうからだ。

不二家問題などでも問題が分った時点で、即独立調査委員会を作り、客観的に問題に対処していったら、あれほど企業としての信頼を損なうこともなかったのではないか。

しかし問題を隠蔽し、穏便に済まそうとする姿勢が事態を進行させてしまったのだ(現在は独立調査委員会が出来たようです)。

アメリカではこの独立調査委員会を立ち上げるとき、専門家であるロイヤー(弁護士)に依頼してしまうことが一般的のようだ。

と言うのは、この独立調査委員会の立上に際し、誰が誰を任命するかでもその後の動向に大きな影響が出るからだそうである。

・・・・・。

学校の役員をしているときに、少しでもこういうことが分っていればもっと上手く回っただろう、、、とチラッと思った。

日本は起こってしまった問題と起こした人をセットで考えるけれど、起こってしまった事と人を分けて客観的に物事を分析するという確固たる姿勢があれば、たいていの問題はクリアできたはずだ。

それをしなければならない人間がその問題にぶつかるのは当然のことだしね。

私自身も周りで支えてくださった方々にそれが出来ていたかどうか、疑問だ。問題のみを見つめようとしたけれど、やっぱり難しいことも正直あった。

ま、PTAではそうすっきりロジカルには行かないかな。

そうそう、昨日の講義、         

話は分りやすかったが、自分の経験に置き換えて考えてみるとか、情報を組み替えて新しい発想に結びつけるという深め方がもっともっと出来ればよかったと思う。

いつもその場で質問は出来ない状態なのです。

          *

広報のテクニックの話も面白かった。

この「広報」、企業には重要なセクションで、問題が起こった際にも様々なテクニックが必要になってくる。

アメリカには「メディアコンサルタント」がいるそうだが、あまり役立っていないとのこと。

企業のメディア担当の人間がいろいろ対応しても報道する側は納得しないためだそうである。

報道する人間はトップに話を聞きたい。

そのためアメリカの様々なトップはメディアトレーニングを受けているそうだ。トップが話ができるかどうかは企業にとってかなり重要なこと。

一緒に講義を受けている官庁の方々は、日本の財務省や国土交通省の局長クラスでもメディアトレーニングは受けていないのではないか、と仰っていた。

そのトレーニングでは、まずいことを聞かれたときの対処法などもあるのだそうだ。

小泉首相は絶対そのトレーナーになれるな、と思ってしまったけれど、あんな感じではないかと思う(笑)。

周囲のことで一生懸命頑張っていても、アカンタビリティ(説明責任)のところでうまく行かないと大変なのよね。

悪いことをしているわけじゃないのにね。ブツブツ。。。

常に自分が何をしているか客観的に説明できるように、問題を分けて頭を整理しておかなきゃならないのです。

        ***********

来週までにこの講義のテーマに関してどんな問題提起をするかを考えなければならない。

私は母親であり地域における地域人だから、そこに結びつけるつもり。

Dscn7167         ♪

先端科学技術研究センター(13号館)

趣のある素敵な建物だと思ったら、やっぱり文化財に指定されているんですね。

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