« 板門店のこと | トップページ | 一時間半で・・・ »

2006年11月22日 (水)

お化けが恐いと思った晩(韓国その8)

☆11月22日(水)

下記は今日掲載された韓国の刑務所を訪れたときの記事。

     ***    ***

日本人は韓国の人たちからどう思われているの?
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2753002/detail

【PJニュース 11月22日】- 韓国ソウルにある「西大門刑務所」に行った。ここは日本が韓国を占領した時代に、大韓民国臨時政府で活動した独立運動家たちを投獄し、拷問した場所。当時の獄舎や死刑場などがそのまま残されている歴史館だ。

 パンフレットの説明には「我が民族は、日本帝国による強制占領という痛みを抱えてきました。この時期は民族のプライドが傷つけられ、民族自らの発展が中断されるなど、苦難の歴史でありました。(中略)国のために命を捧げた烈士たちの志を偲び、屈辱的な過去の歴史を克服するために、国を愛し、民族を愛する志を学ぶ場となりますことを祈念します」とある。

 戦争に負けた日本にとっての終戦記念日の1945年8月15日は、韓国では日本帝国の支配から解放された「独立記念日」となる。ここに投獄された人たちは現在の韓国では志を持って祖国を守るために戦った英雄として偲ばれ、特にここでなくなった女性の独立運動家、柳寛順は韓国ではとても有名だそうだ。

 この刑務所には地下に拷問の様子を人形で再現した部屋がある。わたしは二階の展示を見学しているうちみんなからはぐれ、ひとりでこの拷問再現部屋に迷い込んでしまった。みんなを探すために中に入っていくと、センサーに反応したのだと思うが突然女性の悲鳴が響き渡り肝を冷やした。そのとき見た拷問の様子のあまりの悲惨さに慌ててその部屋から飛び出したが、あれは今回の旅行の中でも特に印象的な出来事であった。

 その後、みんなと再度その部屋を見学したが、一緒にまわっても直視できないようなリアルな再現ばかりであった。特に女性。小さなテーブルの片側に軍人、その向かいに女性が座らされ、テーブルに作りつけた手錠に腕を固定されて、爪の中にキリを刺されてもがき苦しんでいる。同行してくれた韓国人青年Mくんに聞いたら、軍人は「隠していることを話せ」と言っているそうだ。その前の部屋にはタバコを加えた日本の軍人が暇そうに足を組んでくつろいでいる。Mくんによると、その軍人の脇には「ただ(拷問の様子を)見ているだけの仕事」という説明書きがあるらしい。

 わたしはその場所に立っているのさえ申し訳ないような気持ちになってしまった。このような韓国の歴史表現を日本人としてどう理解したらいいのだろう。

 同行してくださった韓国の大学のN氏に、韓国の方々の日本に対する感情について質問してみた。すると、「一般的に韓国の人たちはそのあたりのことはわきまえていて、日本人に対して恨みを持つということはないと思いますよ。いろいろ奥が深いのです」という答えが返ってきた。
 
 韓国と日本の歴史的な関わりについては一面的ではない問題も多くあり、様々な理解の仕方があるということを知ったが、見ただけでダイレクトにショックを受けてしまう歴史の表現方法になんともいえない複雑な思いを抱いてしまった。【了】

         ************

記事には写真をあまり載せられないので、ブログで紹介!

Dscn5828

西大門刑務所の入り口。

Dscn5836

獄舎を外から見たところ。

刑務所内は建物ばかりでなく、紅葉なんかがとても美しいのです。

Dscn5870 

これは裁判の光景。

拷問の再現部屋ではありません。

これくらいならまだ直視できますが、この隣の部屋などは絞首刑台なんかがあって、やっぱり恐い。

裁判を受けているように見えるのは、ヤンチャな26歳の南君です。

Dscn5847

南君が独房に入ってみてくれたので、写真を一枚撮りました。

私は恐くって入れなかったのです。

すごく狭いでしょ。

こんなところに閉じ込められたら、気が狂ってしまうでしょうね。

Dscn5878

Dscn5838

女性たちが投獄されていた地下牢獄、「柳寛順窟」。

こういう歴史的な建物の頭上に、近代的な高層住宅が聳え立っているのも不思議な光景でした。

ここで女性独立運動家、柳寛順さんがなくなったそうです。

Dscn5879

追悼碑。

Dscn5867

自分がもしこんなところに入って自由を奪われたら、と思うと、もういたたまれない気持ちになってしまって・・・。

        *****

この日はあちこち見学して、夜、ホテルに帰ったら、私の周りになんとなく数人の人の気配がするの。

もちろん部屋には私ひとりですよ。

思い浮かぶのは、西大門刑務所のなくなった方々のこと。気のせいでもメッチャ恐い。

お化けが恐いと思ったのは、子どものとき以来、久しぶりだなぁと思いました。歴史館を見て、たぶん日本人としての自責の念を持ってしまったのでしょう。

『こんなところで見えない人に翻弄されて体力を消耗したら明日眠くて大変だ。困った!』っと思って、お父さん助けてね!とお祈りして、テレビと電気を全部つけっぱなしで寝ました。

そしたらね、翌朝、爽快に目が覚めました。

全然大丈夫でした。よかった!(笑)

|

« 板門店のこと | トップページ | 一時間半で・・・ »

コメント

はるはるさん、
ヨンさまー!って熱狂していいんだよ。
大いに叫びましょう。

それが民間の外交なんだと思うんだぁ。

北朝鮮と韓国も、歴史的関係から引きずる日本との関係も、仲が悪いのは「国」の問題。
民間レベルでは仲良くなりたいんだもの。

私たちはどんどん韓国の人たちと仲良くやりましょう♪

韓国ってね、朝5時くらいからドラマをやっているの。出てくる俳優さん、美男美女ばかりでした。
日本のテレビ番組のパクリも多くて面白かったョ。

投稿: ごっちん | 2006年11月23日 (木) 15時35分

テレビなどでなんとなーく、韓国と日本の関係を感じていたけど、実際は全然知らない私。
知りたくなったような・・・でもやっぱり知りたくないような・・・
ヨン様~って熱狂していた日本人。
(私も大好きな一人です)
韓国の人にはどう写っていたのかなぁと思いました。

投稿: はるはる | 2006年11月22日 (水) 20時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お化けが恐いと思った晩(韓国その8):

« 板門店のこと | トップページ | 一時間半で・・・ »