« 一時間半で・・・ | トップページ | 書く幸せ♪ »

2006年11月23日 (木)

主婦が見た板門店

☆11月23日(木)

今日PJニュース掲載の板門店のレポート。

         ***   ***   ***

主婦が見た朝鮮半島分断の象徴、「板門店」
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2758137/detail

【PJニュース 11月23日】- ソウルから一時間ほどバスに乗り朝鮮半島分断の象徴、板門店に行った。これは中央高速観光という観光会社のツアーで、日本円で8000円くらいの料金。行き帰りのバス、昼食代が含まれていた。

 観光バスの中ではガイドさんが何度も何度も、韓国と北朝鮮の戦争の歴史背景、板門店でのわれわれの行動予定や、絶対にしてはいけないことなどを説明していた。笑顔での説明だったが、もし軍事境界線近くで突然に駆け出したり不振な行動をとると、当然のごとく北朝鮮から銃で狙われるという説明を受ける。そのため昼食の際はアルコール禁止。

 板門店に近づくと幾つかのポイントでバスに軍人が乗り込んできて、パスポートのチェックを受ける。バス後方でのチェックを終えバスの通路、私のすぐ脇を入り口に向かって歩く軍人さんの背中に黒々とした銃が背負われているのを見て目が釘付けになった。すぐ手の届くようなところで本物の銃を見たのは初めてだ。

 板門店に入る手前の国連軍が警備するキャンプで、観光会社のバスから国連軍のバスに乗り換えた。運転手も国連軍の軍人。板門店に入る直前でバスを降り、スクリーンのある部屋に集められて映像を見ながら軍事境界線の説明を聞く。そこで手渡された「宣言書」を読んでサインをした。

 宣言書には一行目から「敵の行動によっては危害を受ける、または死亡する可能性がある」と書かれている。最後まで読まなくても、もうそれ以上の危険はないだろうから、軍事境界線まで行くか行かないかは二三行読んで、そこで判断すればよい。「私は観光客だから撃たないでね」という意味があるらしい青いバッジを胸の見えやすいところにしっかりつけて出発だ。

 板門店の見学の仕方であるが、バスを下りるとすぐ二列に整列させられた。学校を卒業してから二列に整列し、全体行動をするのは初めてかもしれない。ちょっと違和感を覚え、ここは韓国だなぁと実感した。

 このツアーの最大のメインイベント、板門店の会談場見学は軍事境界線のある建物だ。会談場は北からも南からもドアがあり解放されていて、なんとこの建物の中では、半分から向こうの北朝鮮側に立って記念撮影も出来るのである。

 さて、北朝鮮側の出入り口には韓国軍の軍人が一人、警備にあたっているのだが、私たちが傍にいてもこぶしを握ったポーズのまま微動だにしない。さらに彼の隣に立ってみて驚いたのが、息遣いさえ消えていること。人の気配がまったくない。まるで頑丈なマネキンの横に立ったような無機質な感じがしたので、思わず彼の横顔をじっと見てしまったほどだ。見た感じでは20代前半の若者。我が息子と重なる。私たちが部屋から出た後に少しは大きく肩で息をする時間はあるのだろうか?そんなことが気になって仕方がなかった。

 ところで北と南は一体いま何のために分断しているのだろう。1953年7月27日、休戦協定が締結されたとき、ここ板門店にある橋で捕虜交換が行われたそうである。解放された人は北か南か自分で方向を決め、一度渡ったら二度と帰ることができなかったということでその橋は「帰らざる橋」といわれている。『そうか、渡ったあとで気が変わっても遅かったのだな』と思った。
 
 つまりこの民族が北に住んでいるか南に住んでいるかはそれくらいの差でしかない。離れ離れになった家族が、毎年分かれた家族を偲びに訪れるという板門店近くの「自由の橋」の韓国旗に書かれた寄せ書きを見て、理不尽な歴史はまだ今も続いているのだと改めて思った。【了】

        *********

ここからはブログ♪

写真で紹介。

Dscn6076

自由の橋

1953年の休戦協定締結後、一万二千人くらいの捕虜がこの橋を渡って北朝鮮から戻ってきたんだって。

Dscn6080

この橋のどん詰まり。

これ以上先はいけないの。

韓国の人は北朝鮮にいる家族を偲んでここを訪れるそう・・・。

Dscn6081

寄せ書き。

Dscn6078

今は電車が走っています。

Dscn6088

したの橋が、先ほどの自由の橋。

Dscn6095

これは国連軍のキャンプ。

バスを乗り換えるので待っているところ。

あの黄色のボックスより向こうに行ってはいけませんって。

Dscn6099

国連軍のバスの中。

カーテンとか余計なものが一切ない。

Dscn6116

板門店。

右から二番目が会談場のある建物。

Dscn6101

会談場の中。

北朝鮮側から韓国側を撮っています。

あの棒状のコンクリートのこっち側が北朝鮮。

Dscn6104会談場北朝鮮側警備の韓国軍人さん。

微動だにしない。

写真を撮る際、一応「すみません」と声を掛けたが、ものに向かって話しているような感じ。

たぶん軍人でもエリートコースなのではないか。

その訓練の厳しさが、一目見てわかる感じがした。

軍人さんがサングラスをかけているのは、視線を隠すためだそうです。

Dscn6115

これは北朝鮮の板門閣。

よーく見ると入り口に軍人が見張っているでしょ?

軍服の色が違う。

Dscn6124

板門店の見学を終えて国連軍のキャンプに戻る途中。

白いポールは軍事境界線の目印。

Dscn6128

北朝鮮側の見張り小屋。

私たちが見学していたら中から人が出てきました。

けっこう不気味。

Dscn6132_1 

こちら国連軍の軍人さん。

普通に笑顔。

「ありがとうございました」と御礼をしたら、「どういたしまして(You're welcome!)」と、機嫌よく言葉を返してくれました。

Dscn6135

これは「帰らざる橋」

映画JSAでも有名らしい(見たことがないの。。。)。

映画はセットなのだそうですよ。

私も二度とここに来ることはないでしょう。。。

PJニュースの取材旅行でしたから、たまたま皆さんと一緒に来る機会に恵まれましたが、普通ではできない経験が出来てアレンジしてくださった今藤先生に感謝です。

        ************

Dscn6257 ちょうど板門店に行った日から一週間目の木曜が今日。。。

娘とスパゲッティを食べに出かけました。

ワンダーグーの中にあるコレコレのスパゲティ、二人で大盛りを頼んで「美味しい、美味しい」といってペロリ平らげました。

       これが私の当たり前の日常です。

   *   *   *

こちらは今日掲載の韓国のお菓子の記事http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2757958/detail

|

« 一時間半で・・・ | トップページ | 書く幸せ♪ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 主婦が見た板門店:

« 一時間半で・・・ | トップページ | 書く幸せ♪ »